【CES 11】トヨタ、新型テレマティクスを発表[動画]

自動車 テクノロジー カーナビ/カーオーディオ新製品
トヨタ・エンチューン
トヨタ・エンチューン 全 7 枚 拡大写真

米国トヨタ自動車販売は4日、新しいテレマティクス・マルチメディア・システム「トヨタ・エンチューン(entune)」を発表した。ラスベガスで開催される家電見本市CES(コンシューマー・エレクトロニクス・ショー)で披露される。

システムに組み込まれるアプリケーションは検索エンジン「bing」を活用したナビゲーション、レストラン検索/予約ができる「Open Table」、映画のチケットをオンラインで行う「MovieTickets.com」などの他、「XMラジオ」もしくは750局以上のラジオ局を楽しめる「iheartradio」とパーソナライズアプリの「Pandora」を組み合わせて好みのアーティストの曲を選曲できるエンターテイメント面のシステムも充実。

テキストメッセージの音声読み上げや、システムを経由してガソリン価格や株価、お天気情報なども入手できる。「セイフティ・コネクト」として事故の発生時の緊急連絡や盗難時の位置情報、ロードサイドアシスト等にも対応するのもテレマティクス・システムならでは。

これらを『iPhone』やアンドロイド、ブラックベリー等のスマートフォンにエンチューンの総合アプリケーションとしてインストールし、ブルートゥースを介して車側のオーディオ/ナビと連動させる。運転中の操作はスマートフォンに触れることなく、音声コマンド及びカーオーディオのタッチパネルで行う。複数のドライバーや車を換えてもエンチューン対応モデルなら相互に利用が可能。エンチューンのサービスエリアはハワイを除く全米をカバー。スマートフォンのプッシュ機能により各アプリケーションのアップデート、バージョンアップを自動的に行う。

エンチューンは今年の夏前の運用開始が予定されており、当初3年間は無償提供される。その後のサービス料金については現時点では明らかにされていないが、すでにフォード車など中心に運用されている「SYNCに比べても十分魅力的な価格」とのこと。

エンチューンは、まず2011年型『カムリ』に装備される5種類のオーディオの内上位3種類に搭載され、その後順次トヨタ/レクサスの各モデルに拡大される。

《ケニー中嶋》

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