メルセデス世界販売、中国は111.6%増…2010年実績

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ダイムラーは7日、メルセデスベンツ乗用車(スマートを含む)の2010年世界セールスの結果を発表した。総販売台数は126万5200台。前年比は12%増となった。

ブランド別では、メルセデスベンツが前年比15.3%増の116万7700台。スマートは9万7500台にとどまり、前年比は16.6%減と前年実績を割り込んだ。

メルセデスベンツブランドでは、『Eクラスセダン』が人気。同車は2010年、前年比32%増の20万8400台をセールスした。2009年にマイナーチェンジを受けた『Sクラス』も、25%増の6万6500台を記録。『Cクラスセダン』は11%増の25万0600台と、メルセデスベンツのベストセラーに君臨する。

SUV系は、トータルで前年比17%増の20万0500台を販売。『GLK』は20%増、『Mクラス』は12%増、『GLクラス』は28%増、『Rクラス』は7%増を記録した。SUV系ではないが、『Aクラス』と『Bクラス』は、合計で1.4%増の22万2400台を売り上げている。

市場別では、西欧が前年比1%増の55万6800台。そのうち、地元ドイツは0.2%減の26万5000台と前年割れとなった。伸び率が顕著なのは、アジアパシフィックエリアで、60.4%増の26万5200台を販売。中でも、香港を含む中国が、111.6%増の14万8400台と過去最高を記録した。米国も13.6%増の21万6400台と好調だ。

ダイムラーのディーター・ツェッチェCEOは、「2010年の結果は、多くの市場が予想を上回るもの。とくに中国と米国の結果に満足している」とコメントしている。

《森脇稔》

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