フォードモーターは、10日に開幕したデトロイトモーターショーで、コンセプトカーのフォード『バートレック』を初公開した。
バートレックは、フォードの次世代コンパクトSUVを示唆したコンセプトカー。新型『フォーカス』と同じフォードのグローバルCプラットホームをベースに、スポーティかつスタイリッシュな小型SUVを生み出した。
環境性能の高さもバートレックの特徴。ガソリンエンジンはフォード自慢の直噴1.6リットル直列4気筒ターボの「エコブースト」。アイドリングストップ機能を備え、クラストップレベルの燃費性能を実現する。
米国市場以外では、ディーゼルエンジンも用意。2.0リットル直列4気筒ターボの「デュラトルクTDCi」は、現行ユニット比でCO2排出量を最大7%削減した。
バートレックは現時点ではコンセプトカーだが、2012年に欧米をはじめ、世界市場に投入予定。欧州では『クーガ』、米国では『エスケープ』の後継車として、リリースされる見込みだ。