プジョー・シトロエン・ジャポンは、2011年にプジョーのフラッグシップモデル『508』を投入するなどしてプジョー車の販売を前年比32.9%増の8000台を目標に設定した。
プジョー車の2010年の国内販売は同37.9%増の6021台と好調だった。プジョー・シトロエン・ジャポン設立以来の伸び率で、過去10年でも最高だった。
初のクロスオーバーモデル『3008』やコンパクトスポーツクーペ『RCZ』の投入で購買層が拡大したほか、主力モデルである『308』シリーズに新型6速オートマチックトランスミッションを搭載し、仕様変更に伴い車両本体価格の大幅な引き下げを実施したことなどから販売が伸びた。
同社は今夏に508を投入するほか、プジョーブランドの認知度アップに取り組み、2011年も3割増の成長を目指す。