【東京オートサロン11】GT-R RC 発表…レース専用車両を発売

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
NISMO、レース専用車両「GT-R RC」を発売
NISMO、レース専用車両「GT-R RC」を発売 全 12 枚 拡大写真

ニッサン・モータースポーツ・インターナショナルは14日、日産『GT-R』のレース専用車「GT-R RC」を東京オートサロン2011で正式発表した。GT-R RCは、スリックタイヤへの適合、軽量化、安全の装備等を施した競技専用車両。

同車両のエンジン(VR38DETT)は、最高出力485ps以上(357kw以上)、最大トルク60kgm以上(588Nm以上)を発生。車体の軽量化を図るために、バンパーやボンネット、トランクリッド、リヤウイング等にカーボンファイバーを、リヤウインドウにアクリルを採用。専用エアロパーツを装着することで空力性能の向上も実現させた。

また、車高調整式の専用サスペンションを装備し、さらにフロントブレーキには外径410mm、リアブレーキには外径380mmの大型ローターを採用するなど、車両重量バランスとの最適化を図った。

FIA基準の溶接式ロールケージやバケットシート、セーフティハーネス、消火器、120リットルのATL製安全燃料タンク、エアジャッキ等の安全装備も装着し、世界各国のプロダクションカーレースに参戦するのに最適な車両としている。

二スモでは、2010年のスーパー耐久シリーズ第4戦富士にテスト参戦し、高い運動性能と信頼耐久性を確認したとしている。

同車両は、競技専用車のため公道での使用、および登録ナンバーの取得はできない。また、受注生産となりニスモより直接販売される。

価格は2079万円。

《》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  2. 「鈴鹿8耐」最注目のヤマハ車は完全新作の『YZF-R9』! 150万円を切るなら「ブレイクの予感」しかない
  3. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
  4. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  5. 2.5Lエンジンを搭載する『インプレッサ』登場、米2026年モデルに「RS」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る