【デトロイトモーターショー11】アウディ A6 新型…ハイブリッドか、TDIか

自動車 ニューモデル モーターショー
アウディA6新型
アウディA6新型 全 10 枚 拡大写真

アウディブースでは、新型『A6』がワールドプレミアを飾った。通常のモデル(赤)とハイブリッド(シルバー)の2種類を展示する力の入れようだ。

新型A6の大きな特徴が、環境性能の高さだろう。まずハイブリッドは、2.0リットル直列4気筒ガソリンターボ「TFSI」(最大出力211ps)に、モーター(最大出力45ps)の組み合わせ。2次電池は蓄電容量1.3kWhのリチウムイオンバッテリーで、最大3kmを最高速100km/hでゼロエミッション走行できる。

0-100km/h加速は7.3秒、最高速は238km/hとパフォーマンスは十分以上。それでいて、欧州複合モード燃費は16.13km/リットル、CO2排出量は142g/kmと、環境性能は良好だ。アウディによると、V6のパワーと4気筒の燃費を両立させているという。

一方、ターボディーゼルのTDIは、最もエコな2.0リットル直列4気筒バージョンが、最大出力177psを発生。欧州複合モード燃費は20.41km/リットル、CO2排出量は129g/kmと、環境性能はクラストップレベルにある。

アウディは今回のデトロイトでは明らかにしなかったが、新型A6のハイブリッドを米国市場へ投入する方針と伝えられる。またTDIに関しては、すでに『A3』や『Q7』に用意され、米国へ導入済み。新型A6のTDIが米国上陸となれば、ハイブリッドとの「2枚看板」となりそうだ。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  2. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  3. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  4. カワサキ『Ninja ZX-25RR』を日本初導入、価格は105万2700円 スタンダード版「25R」は廃止
  5. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る