ETC「当面は活用すべき」 大畠新国交相

自動車 社会 行政
撮影=中島みなみ
撮影=中島みなみ 全 1 枚 拡大写真

「すぐには民主党のマニフェスト通り(※無料化)とするのが現実問題として難しいところがある。現在のシステムを有効に活用することが重要かなという感じがする」

高速道路の段階的無料化に伴うETC(自動料金収受システム)の活用について、大畠章宏新国交相は14日午後11時の就任会見でこう述べた。

「シンガポールには渋滞を避けるための仕組みがある。朝方渋滞するところは料金をたくさんとって、渋滞の少ないところは安くして、できるだけ渋滞を避けるような仕組みがあった」と、過去に同国を訪れた経験から、国内でのETCの活用例についても言及。

料金設定を通じて渋滞を緩和する環境ロードプライシングが、ETCを使って可能になるとした。

「そういうところにもシンガポールはうまく(※課金システムを)使っているので(※国内でも)基本的な方針は方針としながらも、現実を踏まえてやるべきではないか。いずれにしても当面は、車載器を取り付けた人もいるし、現在のシステムは活用すべきだ」と、話した。

《中島みなみ》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  2. スズキ『エブリイ』が災害時は「シェルター」に、軽キャンピングカーの新たな可能性
  3. 新型フォレスター半端ないって! 純正用品で大変身、日本初披露“サンドカラー”のクロストレックが登場…東京アウトドアショー2025
  4. 世界最強の2.0ターボ搭載車に幕、メルセデスAMG『CLA 45 S』最終モデルが登場
  5. どこだ? 日産が7工場を閉鎖予定---可能性のある工場すべてをリストアップした
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
ランキングをもっと見る