高速道路無料化「実施できる計画を長期的に」 大畠新国交相

自動車 社会 行政
撮影=中島みなみ
撮影=中島みなみ 全 1 枚 拡大写真

「私は議員になる前、ものづくりの世界で原子力プラントの設計者をやって来た。そこではどんなに図面に完璧なものを出しても、現場で加工できない図面とか材料が揃わないような図面では、ものはできない」

大畠章宏新国交相は14日の就任会見で、高速道路無料化についての意見を記者に問われ、その実現性を自らの経験と重ねた。

「予算がたくさんあればそういうこと(※無料化)になるが、非常に財政が財政が厳しいことは事実。その厳しさを踏まえて、現実問題はやらなきゃいけない。基本方針は基本方針としながらも、利用者、関係者、専門家の意見ををふまえてやらなければ、どんなに理想的なものを掲げても前に進まない」

それらの意見を集約して「実施できるような計画を長期的に渡ってやるべき」と、述べた。

《中島みなみ》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【BMW 120d 新型試乗】BMWのディーゼルが凄いことになっている!…中村孝仁
  2. トヨタ、新型スポーツカーを予告…12月5日ワールドプレミアへ
  3. 日野自動車・人事異動 2026年4月1日付
  4. 『エルグランド』新型に搭載、日産の次世代e-POWER用エンジン…STARC燃焼技術が日本燃焼学会「技術賞」に
  5. 「王者の実力を証明する」新型ホンダ CR-V、本命のハイブリッドを26年2月発売へ、「RS」グレードのみに一本化
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る