フォルクスワーゲングループ傘下のブガッティが、現在開発中の次期『ヴェイロン』。その驚愕の性能が、少しずつ明らかになってきた。
英国の自動車メディア、『Auto Express』の報道によると、次期ヴェイロンには、引き続き現行型と同じ8.0リットルW16気筒+4ターボを採用。最大出力は1200ps、最大トルクは153kgm程度と、現行ヴェイロンの最強モデル、「16.4スーパースポーツ」とスペックに大きな変化はないという。
しかし次期型は、カーボンファイバーを駆使して100kgに及ぶ軽量化や、エアロダイナミクス性能の引き上げを実施。これにより、0-100km/h加速は2.5秒、最高速は435km/hという圧倒的パフォーマンスのスーパーカーに進化を遂げるとのことだ。ちなみに、市販車のギネス最速記録を持つ現行ヴェイロンの16.4スーパースポーツが、最高速431.072km/hである。
次期ヴェイロンは、2013年にもデビューを飾る見込み。再び世界を驚かせることになりそうだ。