日本駐車場開発、海外進出加速…タイに現地法人を設立

自動車 ビジネス 企業動向

日本駐車場開発は、タイ・バンコクに現地法人を設立すると発表した。

同社は2010年9月、自動車保有台数の普及で駐車場の受給がひっ迫しているバンコクで駐車場の総合コンサルティングを行う現地法人を設立したほか、11年1月からはグループ会社が現地のラマンドビル駐車場の運営を開始している。

バンコクでは駐車場ビジネスの拡大が見込めると判断、バンコク市街の大型案件の受注・運営を目指すため新会社「サイアム・ニッポン・パーキング・ソリューション」を現地企業と合弁で設立する。資本金は500万バーツで日本駐車場開発グループが50.1%出資する。

日本市場で実践してきた駐車場の受給アンバランスの最適化や、付加価値の高い駐車場サービスを提供していくとしている。新会社では今後3年間で、50件の駐車場運営の受託を目指す。

国内の駐車場ビジネスは自動車保有台数の減少などで、将来的には先細りが懸念されている。日本駐車場開発では、駐車場ビジネスの拡大が見込まれるアジアに積極的に進出していく方針だ。

《レスポンス編集部》

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