クライスラーグループが、今年のデトロイトモーターショーで発表したばかりの新型『300』(日本名:『300C』)。同車にハイブリッドが設定されることが分かった。
これは17日、『オートモーティブニュース』が報じたもの。同メディアの取材に応じたクライスラーグループのセルジオ・マルキオーネCEOは、「2013年、300Cにハイブリッド仕様を投入する」と話したという。
その詳細は明らかになっていないが、3.6リットルV型6気筒ガソリンエンジンにモーターを組み合わせたシステムになる見込み。同CEOは「ハイブリッド仕様には、8速ATを採用する」とも語ったとのことだ。
クライスラーは2008年、SUVの『アスペン』やダッジ『デュランゴ』にハイブリッドを設定。ダイムラーやBMW、GMと共同開発した「2モードハイブリッド」を、V8ガソリンの「HEMI」エンジンと組み合わせていた。しかし、2013年に登場する300Cのハイブリッドは、これとは異なる高効率な新世代システムになると予想されている。