韓国第一のタイヤメーカーとして、世界的な知名度をもつハンコックタイヤ。草レーサーたちの間で評判の高いSタイヤ『VENTUS TD』はもちろん出展のメインに外せない注目製品のひとつだが、今年の東京オートサロンで同社がプッシュしていたのは、意外なことに『OPTIMO H426』というエコタイヤだ。
リリースが今年3月とアナウンスされているこのタイヤ、実はハンコックブランドとしては日本で初めて低燃費タイヤに認定されたタイヤだ。低燃費性能をより高めるため、新素材の応用技術とシリカなどの補強材をナノスケールで分散させた新混合技術を採用。濡れた路面での制動性と低燃費性能を同時に可能にした。
ハンコックタイヤジャパン・マーケティング企画部の金煌(キム・ファン)氏は「日本でECOタイヤ登録できたことは、ハンコックタイヤとしても新たな第一歩を踏み出したということです。低燃費は当然ですが、高い静音性も同時に有しているのでより多くのユーザーに安心してしようしていただけます」と語ってくれた。価格競争力でも定評のある同社のタイヤだけに、燃費性能は強力な武器になりそうだ。