三井住友海上火災、中国の営業体制6拠点に…日系損保最多

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三井住友海上火災保険は、中国での営業体制を大幅に強化する。江蘇省に初の支店を1月13日に開業したのを始め、広東省および江蘇省には支店の下部営業組織となる『営業サービス部』を今春までに順次設置する。

江蘇支店は同省無錫市に設立した。同支店は2010年7月に中国現地法人が中国保険監督管理委員会から支店設立準備認可を取得、10年末には開業認可を受け、11年1月、正式に開業した。

江蘇支店は、中国で広東支店(広州市、2008年開業)、北京支店(北京市、2010年開業)に次ぐ、3支店めとなる。江蘇省への進出に関しては東京海上日動火災保険が、10年末に当局から支店設立に関する準備認可を得ている。

さらに三井住友海上は、日系損保としては初の拠点形態となる営業サービス部を広東省深圳(しんせん)市、江蘇省蘇州市にそれぞれ設置する。これにより両省内で、よりきめの細かいサービスを提供したいとしている。広東支店の深圳営業サービス部はすでに開業認可を得ており、1月内に営業を始める。

江蘇支店の蘇州営業サービス部は開設申請中で今春の開業を目指しているという。蘇州営業サービス部が正式に発足すれば、中国で6拠点体制となり、日系損保で最多のネットワークになる見通し。

《小松哲也》

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