『S6DM』は、SUVの『S6』をハイブリッド化したモデル。S6は2010年9月に中国で発売された同社初のSUVで、トヨタ『ハリアー』に似ていることで話題となった。
S6DMは、BYD自慢の「デュアルモード」と呼ばれるハイブリッドシステムを採用。これは2個のモーターを搭載するもので、最大出力14psのモーターが前輪を、最大出力102psのモーターが後輪を駆動。最大約60kmをゼロエミッション走行できる。
バッテリー残量が少なくなると、2.0リットル直列4気筒ガソリンエンジンが始動。これにより、最大航続距離は500km以上へ伸びるという仕組みだ。トランスミッションは、6速デュアルクラッチが採用された。