ポルシェ 911、4気筒エンジン搭載を計画か

自動車 ニューモデル 新型車
現行911
現行911 全 2 枚 拡大写真

ポルシェが、次期『ボクスター』『ケイマン』への搭載を計画していると見られる水平対向4気筒エンジン。同エンジンが、『911』シリーズにも拡大採用される可能性が出てきた。

これは18日、英国の自動車メディア、『AUTOCAR』が報じたもの。同メディアの取材に応じたポルシェの前の研究開発部門トップ、Wolfgang Durheimer氏は、「我々は水平対向4気筒エンジンを開発している」と語り、4気筒の存在を初めて公式に認めるとともに、次期ボクスターとケイマンに搭載を想定していることも明らかにしたという。

同メディアによると、このエンジンは2.5リットルの排気量を備え、ターボチャージャーで過給。最大出力は360psレベルを達成していると見られる。現行『ボクスターS』の3.4リットル水平対向6気筒が、最大出力310psだから、これを上回るスペックだ。

さらに注目すべきは、この4気筒エンジンの拡大展開。Wolfgang Durheimer氏は、「911シリーズには6気筒が大前提」としながらも「将来的に、911に4気筒エンジンが載る可能性もある」と話したという。

911といえば、「フラット6」がキーワードであり、生命線でもある。911への4気筒搭載計画は、欧州の最新トレンド、ダウンサイジングに沿ったものといえるが、果たしてポルシェファンの反応は?

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 世界最強の2Lターボ、最終モデル発表に驚きと嘆きの声「これが最後のAMG45系か…」
  2. マセラティが新型車を世界初公開へ、「トライデント」ロゴ誕生100周年を祝う…グッドウッド2025
  3. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  4. あのスバル「プロジェクト・ミッドナイト」が再びヒルクライムへ! グッドウッド2025で記録更新ねらう
  5. BYDのプレミアムブランド「DENZA」、グッドウッド2025で英国デビューへ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
ランキングをもっと見る