ANA、国際線のハイヤーサービスに燃料電池車を導入

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トヨタFCHV-adv
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全日空(ANA)グループは、水素供給インフラ・燃料電池自動車の本格普及に向けた実証事業の運用に参画、国際線のハイヤーサービスに燃料電池車を導入すると発表した。

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実証事業は、経済産業省の「水素利用社会システム構築実証事業」のひとつである水素ハイウェイプロジェクトの事業者である水素供給・利用技術研究組合(HySUT)が実施する。

燃料電池自動車は、内燃機関に比べて高効率で、二酸化炭素の排出量がゼロの技術で、低炭素社会に向けて重要な役割を果たすと期待されている。

今回、ANAグループは低炭素社会の実現に向けて燃料電池車の普及を図るため、国際線の旅客サービスとして成田空港で展開している「欧米線お帰りハイヤーサービス」、「早朝お迎えプラン」に1月29日から順次、燃料電池自動車のトヨタ『FCHV-adv』を導入する。

燃料電池自動車を利用し、高速道路を含む長距離走行を主とした定期車両運行は、乗用車では日本で初めての試みとなる。バスは同じプロジェクトにおいて12月に運行している。

トヨタは定期運行による使用実態から得られたデータを検証し、燃料電池車の実用化に向けて研究開発を進める。

《レスポンス編集部》

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