東京オートサロン11のホンダブースでは、二輪車やキャンピングカーなどを並べた。車ファンだけでなく、若者やランナー、アウトドアを趣味とするユーザーなど、幅広い層に車をカスタマイズする楽しさを提案した。
ブースはサーキットのガレージのような雰囲気で、レースマシンのSUPER GT参戦車両『HSV-010 GT』から、『スーパーカブ』の二輪車まで、来場者は展示車に接近して見ることができるようになっていた。
特に、二輪車では原宿に集まる若者たちがよく使用するモデルを取り揃えたといい、『フリードスパイク』では、ランニングを旅先でも快適に行える「ランニングステーション ASICS×Honda」、出かけた先でも気軽に料理を楽しめる「キャンピングステーション Coleman×Honda」の2台を並べた。
「今回のオートサロンでは、二輪車から汎用製品まで並べることで、ホンダの活動がわかるようなブースになっています。“若者”“ランナー”“キャンパー”といった人たちにも、車をカスタマイズする楽しさを提案することを目指しました」と、同社広報担当者は語る。
ホンダによる、車のカスタマイズで可能となるライフスタイルの提案は、車のチューニングに注目が集まるオートサロンにおいては、新しい取り組みと言える。