【ジュネーブモーターショー11】ランボルギーニ アベンタドール、サスはF1方式

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ムルシエラゴ後継、通称アベンタドール
ムルシエラゴ後継、通称アベンタドール 全 2 枚 拡大写真
ランボルギーニは24日、3月1日に開幕するジュネーブモーターショーにおいて、『ムルシエラゴ』後継のスーパーカーを初公開すると正式に発表した。

このスーパーカーは、『アベンタドール』という車名でリリースされると噂されているモデル。ランボルギーニが、同車のワールドプレミアをジュネーブと発表したのは、今回が初めてだ。

また、ランボルギーニは今回、アベンタドールのディティールも明らかにした。注目すべきは、そのサスペンション。F1マシンなどと同じ、プッシュロッド方式が採用される。ランボルギーニによると、プッシュロッドサスペンションの量産車への採用は初という。

このサスペンションは、アルミ製のダブルウイッシュボーン。ブレーキはカーボンセラミックとなることも公表された。また、フロントには油圧式のリフティングシステムを装備。段差などを乗り越える際、スイッチ操作によって車高を40mm引き上げることができる。

カーボンセラミックブレーキは、ローター径が前400mm、後ろ380 mm。キャリパーは、フロントが6ピストン、リアが4ピストンとなる。パーキングブレーキは、電気式が採用される。

タイヤサイズは、フロントが255/35R19、リアが335/30R20。サーキット向けの「コルサ」をはじめ、3種類の走行モードが選択でき、ダンパーの減衰力やステアリングギアレシオなどが変化するという。

ランボルギーニは今回、新型のサスペンションの写真2点を公表。「新型はハンドリングのレスポンスを引き上げ、あらゆる速度域でのコントロール性を高めた」と自信をのぞかせている。

《森脇稔》

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