BMWグループ米国販売、X3 新型好調…1月実績

自動車 ビジネス 海外マーケット
X3
X3 全 5 枚 拡大写真

BMWオブノースアメリカは1日、1月の米国新車販売の結果を発表した。BMWとMINIの両ブランド合計で、1万8656台を販売。前年同月比は21.1%増と、5か月連続で前年実績を上回った。

BMWブランドは、同20.8%増の1万5905台を販売。その内訳は、乗用車系が同14.0%増の1万1435台、ライトトラック系(SAV=スポーツ・アクティビティ・ビークル)が同42.8%増の4470台。

乗用車系では、主力車種の『3シリーズ』が同6.4%増の5763台と、5か月連続の前年実績超え。『5シリーズ』も同76.2%増の4350台と、4か月連続でプラスとなった。

しかし、『1シリーズ』は同7.7%減の501台と4か月ぶりのマイナスに。『Z4』も同43.4%減の112台、『7シリーズ』も同52.1%減の626台と失速した。

SAVでは、マイナーチェンジを受けた『X5』が、同23.6%増の3038台と、引き続き好調。新型を投入した『X3』も、同273.3%増の1075台と人気を集める。『X6』は同7.0%減の357台にとどまった。

MINIブランドは、前年同月比で22.4%増の2751台と3か月連続のプラスを維持。ハッチバックの『MINI クーパー/クーパーS』が、同1.6%増の1502台を売り上げたほか、新型『カントリーマン』(日本名:『クロスオーバー』)も686台を登録する。

1月の販売結果を受けて、BMWオブノースアメリカのジム・オドネル社長兼CEOは、「1月は厳しいと予想していたが、新型X3とMINI カントリーマンのおかげで、良好な結果を残せた」とコメントしている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【日産 ルークス 新型】「ルークスはパイクカー」開発デザイナーが立ち返った“軽ならではのデザイン”とは
  2. 軽ワゴンの走りを変える! ブリッツ、新型『ムーヴ』『ステラ』用スロコンとターボ車ブーストアップパーツを発売
  3. 日産『リーフ』新型、米国EV最安値の約440万円から…今秋発売へ
  4. 【ボルボ XC60 ウルトラB5 新型試乗】大胆緻密なマイチェンが証明する、ベストセラーであり続けている理由
  5. 「本当に世に出るとは」わずか1トンの車体に800馬力V12を搭載、「超アナログ」なスーパーカーにSNS沸く
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る