フィアットジャパン、社会貢献プログラム シェア・ウイズ・フィアットを発表

自動車 ビジネス 企業動向
プレス発表
プレス発表 全 18 枚 拡大写真

フィアットグループオートモビルズジャパンは、2011年より取り組む社会貢献事業「シェア・ウイズ・フィアット」を明らかにした。

シェア・ウイズ・フィアットでは、2月よりエコフレンドリーなライフスタイルの提案、寄付、そして社会的意識を高める活動をスタートする。社長のポンタス・ヘグストロム氏は「フィアットはイタリアを代表する企業として認知されている。また500(チンクェチェエント)の国内累計販売は1万台を超え、このような成果をコミュニティ還元していくというのは当然のこと」と説明。

また駐日イタリア大使のヴィンチェンツォ・ペトローネ氏は、「2011年はイタリア独立から数えて150周年にあたる。ライフスタイルや自動車、デザイン、家具などでイタリアはよく知られているが、実はアフリカで活動しているボランティアはイタリア人が最も多い。日本でも社会的な責任を果たしていくことは誇りに思う」と述べる。

記者会見では、フィアットとともに活動する非営利団体の代表がプレゼンテーションを実施。健康な食をテーマに世界的に活動する「TABLE FOR TWO international」から小暮真久氏、ブラインドサッカーを通じて個性を尊重しあえる関係の構築を目指す「日本ブラインドサッカー協会」から松崎英吾氏、そして途上国の子供に図書館や教育を支援する「ルーム・トゥ・リード」の松丸佳穂氏がそれぞれの団体の活動と、フィアットとの社会貢献プログラムの概要について説明をした。

フィアット・カントリーマネージャーのティツィアナ・アランプレセ氏は、今回のプログラムの狙いとして、「ファイナンシャルサポートや寄付ではなく、“フィールグッドからリアルグッド”つまり、自分たちで情熱・エネルギーを傾けて働きかけることで本当のハピネスを共有したい。NPOの協力によって、多くの方々のサポートを行い、オフラインのイベントも積極的に実施していく」という。

今後は、「全国75のフィアットショールームでもこの活動を大々的にし、理解と参加を呼びかけたい」(アランプレセ氏)とのことだ。

《北島友和》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  2. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  3. これで公道走行可能だと? BMW『M2 トラック・パッケージ』がニュルに出現!
  4. 「衝撃の価格」中国メーカーの大型3列シートSUVが話題に!「むしろ経営が心配」の声も
  5. 「復活まじうれし!」「全色欲しい」新型スズキ『GSX-R1000』発表に、SNSは話題沸騰!
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る