スバル富士重、高橋専務「中期経営計画、達成の見通し立った」

自動車 ビジネス 企業動向
レガシィ
レガシィ 全 2 枚 拡大写真
富士重工業は4日、2011年3月期通期の連結業績予想を上方修正すると発表した。海外での販売やコスト削減が想定を上回って推移していることが主な要因。営業利益は従来の700億円から850億円に引き上げた。

富士重の高橋充専務は、同日行ったアナリスト向け電話会議で「今年度を最終年度とする現中期経営計画の収益目標値である営業利益800億円、営業利益率5%レベルの達成が見通せることとなった」と述べた。

今期の販売計画は、従来から4000台増やして66万3400台に修正した。高橋専務は「連結販売台数としては過去最高を狙う」と強調した。国内販売は補助金終了後の反動減から1600台目標値を引き下げたが、海外は米国、欧州などを中心に5600台積み増した。

さらに高橋専務は「海外は各地域でスバル『レガシィ』『フォレスター』の販売増を引き続き見込み、海外売り上げで初の1兆円越えを目指し、売上比率も7割とする」と述べた。富士重の今期の売上高予想は前期比12%増の1兆6000億円で、このうち海外では1兆1200億円を見込んでいる。

《小松哲也》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ダイハツ『ムーヴ』開発責任者が語る、スライドドアを採用した「3つの理由」
  2. 「本気の電動二輪が出てきた」ホンダ初のフルサイズEVバイク『WN7』発表にSNS沸く
  3. トヨタと別れ独自開発? BMW『Z4』次期型の最終デザインを占う!
  4. 市街地でも手離し運転可能に、日産がAI搭載「プロパイロット」技術公開 2027年度に市販化
  5. 【アルファロメオ ジュニア 新型試乗】「蛙の子は蛙」でもやっぱりアルファロメオを選びたくなる理由…中村孝仁
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る