高機能・低価格の配送支援システム 沖電気と三協運輸が共同開発

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C.Navi エコポジモデル システム概要
C.Navi エコポジモデル システム概要 全 1 枚 拡大写真

沖電気工業と三協運輸サービスは、低コストで安全運転サポート機能も付いた宅配事業者向けの配送支援システム『C.Navi(シーナビ)エコポジモデル』を共同開発した。2月9日から三協運輸サービスが販売する。

三協運輸サービスが提供してきた宅配業務支援システムの「C.Naviシステム」と、沖電気のGPS車載端末「エコポジ」を連携したもの。

高価な業務用カーナビが不要で、高機能ながら低価格なエコポジを車載端末として採用することで、従来システムに比べ導入価格を大幅に低減した。

走行中に異常な運行やアイドリング状態を検知した際には、ブザー鳴動で運転中のドライバーに警告する。走行ルートは速度ごとに色分けされた「安全運転指導用地図」で表示し、危険運転の場所や内容の確認、運転内容の評価も可能で、安全運転とエコドライブを促進する。

配送指示書、運転日報、配送実績データなどの帳票が出力可能。注文書の回収結果が電話番号とともに出力されるため、注文書の回収率アップのための電話連絡を効率化できる。

さらに、オプションで沖電気が提供する車両位置情報サービス「Locoもび」と連携し、車両状態の把握やメッセージ連絡、庫内温度やドアの開閉管理など、配送状況をリアルタイムで確認できる。

価格はオープン。今後3年間で2000セットの販売を見込んでいる。

《レスポンス編集部》

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