ブリヂストン、国内市販乗用車用タイヤを値上げ…他社の追随は必至

自動車 ビジネス 国内マーケット

ブリヂストンは、国内市販用タイヤの出荷価格を6月から値上げすると発表した。

タイヤの主要原材料である天然ゴムは、過去にない高値へと高騰しているのに加え、合成ゴム・カーボンブラックなど石油化学系原材料の価格も依然として高値で推移している。

同社は3月からトラック・バス用タイヤの価格の値上げを決めているが、乗用車・小型トラック用のタイヤも生産性の向上やコスト改善といった企業努力のみで、原材料費の高騰を吸収するのは困難と判断し、出荷価格を値上げする。

値上げ幅は乗用車・小型トラック用が8%、建設・鉱山用が15%、産業車両・農業機械用が10%、二輪車用が8%で、6月1日出荷分から値上げする。

国内市販向け乗用車用タイヤは東洋ゴム工業がすでに値上げを発表しており、ブリヂストンの値上げ公表で今後他社が追随するのは必至だ。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「本当に世に出るとは」わずか1トンの車体に800馬力V12を搭載、「超アナログ」なスーパーカーにSNS沸く
  2. スズキの人気トールワゴン『ソリオ』開発責任者が語る、「顔だけじゃない」マイナーチェンジの真価
  3. ニックネームは“赤いコスモ”、50年前に登場した2代目ロータリースポーツ【懐かしのカーカタログ】
  4. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
  5. BMW『8シリーズ』初代オマージュの「エディション M ヘリテージ」登場、世界限定500台
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る