パイオニア第3四半期決算…カーエレクトロニクスの市販品好調

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パイオニアが発表した2010年4〜12月期(第3四半期)の連結決算は、当期純利益が103億2200万円と、前年同期の447億3000万円の赤字から大幅に収益が改善して黒字となった。

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売上高は前年同期比6.5%増の3437億1600万円と増収となった。円高による為替換算の影響やプラズマディスプレイ事業から撤退の影響はあったものの、カーナビゲーションシステムやブルーレイディスクドライブ関連製品が好調に推移した。カーエレクトロニクス全体の売上高に占めるOEMの売上構成比は、市販品の販売が好調だったため、前年同期の約47%から約44%とダウンした。

収益は為替差損があったものの、構造改革の効果やコストダウンによる原価率の改善、一般管理費の減少で営業利益は117億2900万円、経常利益が92億2400万円と黒字転換した。

通期連結業績見通しは前回予想を据え置いた。

《レスポンス編集部》

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