【シカゴモーターショー11】歴代最強、シボレー カマロZL1 で幕開け

自動車 ニューモデル モーターショー
シボレー・カマロZL1
シボレー・カマロZL1 全 12 枚 拡大写真

氷点下の米国イリノイ州で9日、シカゴオートショー(シカゴモーターショー)が開幕した。初日、幕開けのGMプレスカンファレンスに登場したのは歴代最強のシボレー『カマロZL1』だ。

『コルベット』の開発チームと協力して開発したというZL1。ネーミングは69年に69台限定で販売された7リットル・オールアルミブロックV8エンジンを搭載したZL1 の復刻。「カマロ」クーペをベースに、6.2リットルV8エンジンにスーパーチャージャーを組み合わせた。最大出力は、実に550hp。6速MTとヘビーデューティLSDを介し後輪を駆動する。

スーパーチャージャーをカバーするために大きく張り出したカーボンファイバーとアルミ製ボンネットや、空力を考慮しデフューザーを装着した前後バンパーなど、ハイパワーモデルに相応しいエアロキットを纏ったエクステリアは、まさに正統カマロのデザインだ。足回りは20インチ鍛造アルミホイール。大径14インチのブレンボ製ディスクブレーキには前6ポッド、後ろ4ポッドキャリパーが組み合わされる。サスペンションはツーリング/スポーツの2モード切り替え式のマグネティック・ライド・システムを採用している。

バケットタイプのシートを含め室内はスウェード調のレザーが張り巡らされ、ステアリングホイールとシフトノブはZL1 専用タイプが採用された。

2012年初頭の発売を予定しているZL1 だが、実は現在も引き続き開発中。正確な出力や性能などの諸スペック、価格等は現段階で発表されていない。

《ケニー中嶋》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  2. 2.5Lエンジンを搭載する『インプレッサ』登場、米2026年モデルに「RS」
  3. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  4. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  5. シボレー『コルベット』がニュルブルクリンクで「米国メーカー最速ラップ」樹立
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る