【ジュネーブモーターショー11】BMW Z2 か?!…小型ロードスターコンセプト

自動車 ニューモデル モーターショー
BMWヴィジョンコネクテッドドライブ
BMWヴィジョンコネクテッドドライブ 全 9 枚 拡大写真

BMWは10日、3月1日に開幕するジュネーブモーターショーに、『ヴィジョンコネクテッドドライブ』を出品すると発表した。

画像:ヴィジョンコネクテッドドライブ

同車は、小型ロードスターの未来形を示唆したコンセプトカー。同時に、BMWの今後のデザインの方向性を表現したコンセプトカーでもある。

フロントマスクは、プラグインハイブリッドスポーツコンセプト、『ヴィジョンエフィシエントダイナミクス』との関連性をイメージさせるもの。しかし小さなドアは、サイドシルに収納される構造となっており、BMWが1989‐1991年に生産した『Z1』を連想させる。モダンと古典の融合が、デザイン上の特徴といえるかもしれない。

「コネクテッドドライブ」の名前が意味するように、このコンセプトカーは未来の車載コミュニケーションを提案したモデルでもある。スマートフォンと連携したインターネットアクセスをはじめ、ダッシュボードにはメーター類の代わりにヘッドアップディスプレイが装備され、各種情報を集中表示。運転席と助手席は、フローティングコンソールによって分けられ、未来的な空間を演出している。

ところで、BMWは『Z4』の下に位置する入門ロードスターを開発中と、海外メディアが報じた。市販時には『Z2』を名乗ると見られる。BMWはヴィジョンコネクテッドドライブの市販計画を明らかにしていないが、ヴィジョンコネクテッドドライブこそ、Z2を示唆したコンセプトカーと見ることができそうだ。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『ムラーノ』、「プロパイロット」搭載でハンズフリー運転が可能に…米2026年モデル
  2. トヨタの最高峰、新型センチュリーは2ドアに、レクサス『LS』は6輪ミニバンに大変身…ブランド新戦略発表
  3. 【ダイハツ ムーヴキャンバス 新型試乗】「ワゴンRスマイル」と双璧をなす“癒し軽”…島崎七生人
  4. 新型センチュリーは2ドアに、レクサス『LS』は6輪ミニバンに大変身…土曜ニュースランキング
  5. Singerのポルシェ911カレラクーペ、日本初公開へ…420馬力フラット6搭載
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る