日産、ポルトガルで電池工場の建設に着手

自動車 ビジネス 企業動向
電池工場建設、鍬入れ式
電池工場建設、鍬入れ式 全 11 枚 拡大写真

日産自動車は11日、ポルトガルで電気自動車(EV)用電池を生産する工場の建設に着手したと発表した。

新工場は、ルノー日産アライアンスが欧州で販売するEV用のリチウムイオン電池を生産する。日産の欧州子会社である欧州日産が1億5600万ユーロ(約175億円)を投資。リスボンの北約240kmに位置するアベイロ市近郊のカシアにあるルノーのトランスミッション工場の敷地内に建設する。

生産開始は2012年12月で年間5万台分の電池を生産する。主にルノーがトルコのプルサ工場で生産する『フルーエンスZ.E.』に搭載される。鍬入れ式に出席した志賀俊之最高執行責任者(COO)は「カシア工場は欧州でルノー日産アライアンスがEV用バッテリーを生産する3つの工場の一つになる。欧州でのEV量産を実現しゼロエミッション社会に向けて歩みを進める」と話した。

日産は欧州では英国工場でバッテリー工場の建設に着手し12年初頭に年間6万台分の生産を開始する。仏ではルノーのフラン工場では年間10万台分のバッテリーを生産する予定だ。

《編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 高機能ヘルメットスタンド、梅雨・湿気から解放する乾燥ファン搭載でMakuake登場
  3. 最後のフォードエンジン搭載ケータハム、「セブン 310アンコール」発表
  4. 船上で水素を製造できる「エナジー・オブザーバー」が9年間の航海へ
  5. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る