【ジュネーブモーターショー11】メルセデスベンツ Cクラス に新型クーペ登場

自動車 ニューモデル モーターショー
メルセデスベンツCクラスクーペ
メルセデスベンツCクラスクーペ 全 11 枚 拡大写真

メルセデスベンツ『Cクラス』に、新たなモデルが加わる。『Cクラスクーペ』が、3月1日に開幕するジュネーブモーターショーで正式発表されるのだ。

これは13日、ドイツ本国での発表に先駆けて、メルセデスベンツの米国法人、メルセデスベンツUSAが明らかにしたもの。Cクラスクーペは、米国では全く新しい車種。欧州では、『CLC』(旧『Cクラススポーツクーペ』)の後継モデルに位置づけられる。CLCが3ドアハッチバックボディだったのに対して、Cクラスクーペは独立したトランクルームを持つ2ドアのノッチバックボディとなるのが特徴だ。

そのデザインは、フロントマスクは『Cクラスセダン』の「アバンギャルド」と共通イメージ。グリルに配されたスリー・ポインテッド・スターがスポーティな雰囲気だ。セダンよりも約40mm低い全高が、2ドアクーペの美しいシルエットを際立たせる。

室内は、フル4シーターの空間。後席は独立タイプの2名がけとなる。ダッシュボードのデザインは、Cクラスを踏襲。C250はアルミパネル、C350はウォールナットウッドパネルで装飾される。

米国向けのエンジンは、ガソリン2種類。「C250クーペ」は直噴1.8リットル直列4気筒ターボで、最大出力201ps、最大トルク31.7kgmを発生。0-96km/h加速7.1秒、最高速は210km/h(リミッター作動)だ。

「C350クーペ」は、「ブルーダイレクト」と呼ばれる新世代直噴3.5リットルV型6気筒で、最大出力302ps、最大トルク37.8kgmを発生。0-96km/h加速5.9秒、最高速は210km/h(リミッター作動)となる。

両グレードともに、トランスミッションは7速AT。米国EPA(環境保護局)予想燃費(複合モード)は、C250クーペが10.2km/リットル、C350クーペが9.35km/リットルだ。

新型Cクラスクーペは、米国では2012年モデルとして9月に発売。ダイムラーのヨアヒム・シュミット販売担当取締役は「Cクラスクーペは、新たな顧客獲得を狙うモデル。若々しくスタイリッシュで、魅力的」と自信を見せている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. セリカに次ぐ「リフトバック」採用のカローラは、50年経ってもスタイリッシュ【懐かしのカーカタログ】
  4. シートに座ると自動で送風開始、取り付け簡単「クールカーシート」2モデルが発売
  5. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  2. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る