飛び出した男児をひき逃げ---まさか人だとは思わなかった

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10日午後2時45分ごろ、群馬県館林市内の県道で、道路に飛び出した3歳の男児が進行してきた乗用車にはねられる事故が起きた。男児は軽傷を負ったが、クルマは逃走。警察は翌11日に東京消防庁で消防司令補職にある54歳の男を逮捕している。

群馬県警・館林署によると、現場は館林市細内町付近で片側1車線の直線区間。男児は転がるボールを追いかけて自宅敷地内から道路に飛び出し、直後に進行してきたクルマにはねられたとみられる。

男児は頭部打撲などの軽傷を負ったが、クルマはそのまま逃走。警察では軽傷ひき逃げ事件として捜査を開始したが、現場から約2km離れた場所にあるコンビニエンスストア駐車場で前部の破損した乗用車と、それを点検する不審な男を発見。破損部位と現場から採取した破片と合致したことから、11日未明に男を自動車運転過失傷害と道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕した。

逮捕されたのは東京消防庁に所属し、消防司令補職にある54歳の男。勤務先の消防署では救急隊長を務めている。栃木県内のゴルフ場から埼玉県内の自宅に向かう途中に事故を起こした。調べに対しては「まさか人だとは思わなかった」と供述。ひき逃げを否認してるようだ。

《石田真一》

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