リンカーンの新型リムジン、5ドアハッチバックで登場

自動車 ニューモデル 新型車
MKTタウンカー
MKTタウンカー 全 5 枚 拡大写真

米国リムジン市場において、GMのキャデラックと並んで人気の高いフォードモーターの「リンカーン」ブランド。そのリンカーンが14日、ラスベガスで開幕した国際LCTショーで、新型リムジンを初公開した。

画像:MKTタウンカー

リンカーンの新リムジンは、現行『タウンカー』の後継モデルとして開発。フォードは旧態化したタウンカーの生産を今秋に終えると公表しており、その後継モデルが何になるか、注目されていた。そして今回、リンカーンは『MKT』を新型リムジンのベースモデルに起用した。

『MKTタウンカー』と命名された新型リムジン、従来のサルーンとは異なる5ドアハッチバックボディが新鮮だ。ホイールベースはベース車両のMKTに対して、約300mmストレッチ。後席足元に余裕の空間を生み出している。

もちろん、大幅な重量増加に対応して、サスペンションやブレーキを強化。駆動方式は、フルタイム4WDとした。MKTのサードシートは取り払われ、フルサイズのスペアタイヤを搭載。それでもフォードによると、荷室容量は旧タウンカーを凌ぐという。

このMKTタウンカー、フォードのカナダ工場で今春から生産を開始する。フォードは5ドアハッチバックという新時代のリムジンを、アピールしていく計画だ。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『ノートオーラ』など5車種783台をリコール…光軸が保安基準を満たさない
  2. トヨタ『ハイラックス』新型、全方位パワートレーンで誕生…日本はディーゼルを2026年発売へ
  3. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  4. 爆売れ確実? これがトヨタ『ランクルFJ』のピックアップトラックだ! 実現の可能性は
  5. 「息を呑むような美しさ」マツダ『VISION X-COUPE』に熱視線! 新時代のクーペ像にSNSでは期待の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る