欧州トヨタは、3月1日に開幕するジュネーブモーターショーに、『iQ』ベースのEVプロトタイプを出品する。
すでに公表されているように、このEVは短距離走行を主体としたシティコミューターEVとして開発。モーターなどの詳細は明らかになっていないが、2次電池には新開発の小型リチウムイオンバッテリーを搭載。最大航続距離は約105kmと、日産『リーフ』の約半分程度の性能だ。
今回、欧州トヨタは、この新型EVを2012年にリース販売するとアナウンス。それに先駆けて、年内に欧州市場での実証テストを開始すると発表した。
ホンダも昨年11月のロサンゼルスモーターショーで、『フィット』をベースにしたEVコンセプトカーを発表。都市型EVの開発競争が、激化している。