ミシュランが発表した2010年12月期の連結決算は、売上高が前年同期比20.8%増の178億9100万ユーロになった。
タイヤの販売数量は、成熟市場の回復と新興市場の需要増加で、世界的に自動車生産台数が増加したことから同13.4%増となった。
収益では原材料コストが上昇しが、価格をこれに対応させたほか、コスト低減活動も徹底し、営業利益は前年同期の約2倍の16億9500万ユーロを達成した。
純利益は前年同期の約10倍の10億4900万ユーロとなった。
5月13日開催の定時株主総会で、2010年の配当として1株当たり1.78ユーロを提案する予定。