JXエネルギー、水島製油所で有害物質の測定記録を改ざん

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JX日鉱日石エネルギーは、水島製油所で、大気汚染防止法、公害防止協定の不備があることが判明したため、2月17日に岡山県と倉敷市に対して再発防止対策を含む報告書を提出した。

同製油所では、A工場のばい煙発生施設49基で、1980年2月からこれまでの間、大気汚染防止法と岡山県・倉敷市との公害防止協定に定められた排ガス中のばいじん濃度の測定を行っていなかったにもかかわらず、これを実施した様に記録を改ざんしてきた。

同社が環境試験業務の一部外注化を検討する過程で判明した。不備が発覚してから施設のばいじん濃度の測定・調査を実施したが、その結果、49基のうち現在停止している7基を除く、42基のばいじん濃度について、管理基準値の範囲内であることが確認できたとしている。

同社では、関係法令、公害防止協定の理解を含め、法令遵守に対する意識の徹底が不十分で、測定に関する管理の仕組み・体制も機能していなかったとしている。

これを受けて、環境測定に関する管理・作業要領の見直しと教育を早急に実施するとともに、厳格な監査を行っていくとしている。

《レスポンス編集部》

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