ダイムラー決算…メルセデスベンツなど好調で黒字転換

自動車 ビジネス 企業動向
決算発表(16日)
決算発表(16日) 全 6 枚 拡大写真

ダイムラーAGは、2010年12月期の暫定の連結決算を発表した。純利益は47億ユーロとなり、前年同期の26億ユーロの赤字から黒字に転換した模様だ。

グループの売上高は前年同期比24%増の978億ユーロと大幅増収となった。ダイムラーの販売台数が同22%増の190万台と大幅に伸びたため。

メルセデスベンツカー部門の販売台数は同17%増の127万6800台となった。特に米国、中国で販売台数を伸ばした。

ダイムラートラック部門は同37%増の35万5300台と好調だった。主要市場のほとんどで販売が伸びた。

メルセデスベンツバン部門は同35%増の22万4200台となった。

金融部門も好調で契約額が同9%増となった。

収益では、研究開発費の増加があったものの、新車販売増加による売上げ増加、メルセデスベンツ部門のモデルミックスの改善、三菱ふそうトラック・バスの収益改善などの効果で税引前当期利益が72億7400万ユーロとなった。前年同期の15億1300万ユーロの赤字から大幅に改善した。

2011年の業績は販売台数が引き続き増加し、増収となる見通し。税引前当期純利益も2010年を上回ると予想する。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『プリウスPHEV』、黒が冴える「ナイトシェード」設定
  2. ホンダ株主総会で三部社長「完全否定ではない」日産との経営統合に“未練”[新聞ウォッチ]
  3. トヨタの顧客は1億5000万台…バリューチェーンで財務基盤強化
  4. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  5. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  3. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  4. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る