【MapFan for iPhone】“地図屋の意地”を見せた改良ポイント

自動車 テクノロジー カーナビ/カーオーディオ新製品
ユーザーの要望を取り入れて進化した「MapFan for iPhone」
ユーザーの要望を取り入れて進化した「MapFan for iPhone」 全 18 枚 拡大写真

地図データをローカルに持ち、電波が届かない環境でも地図を使うことができるインクリメントPの『MapFan for iPhone』は、iPhoneで使うことのできる地図としては異色の存在といえる。

【画像全18枚】

インクリメントPでMapFan for iPhoneの商品企画を担当する武田由紀さんは「iPhoneでは無料で使える地図の方が多いのですが、弊社は地図会社なので“iPhoneでベストな地図とはなにか”を主眼に置いて考えました」と語る。様々な検討の末に固まった基本姿勢は「地図データをローカルに置き、ルート設定やリアルタイムコンテンツ取得時には通信を使う」というものだった。

「電波が届いていない環境でもストレスなく地図を使ってもらうためには“データ自体をローカルに置く”ということがベストでした。このあたりは地図屋の意地が強く出た部分です」と武田さんは言う。

地図だけでなく、駅の場所や番地までの住所データはローカルに入っており、通信を必要としない。通信が必要となるのは「号までの住所を入力したピンポイント検索」であるとか、TVスポットなどのリアルタイム検索、そしてルート設定だ。

「ルート設定についてはサーバー側で行った方が速いし、精度も高いので通信を使います。ただ、MapFan for iPhoneは地図アプリであって、ナビアプリではないのです。ルート設定でも手を抜くことはありませんが、メインは地図そのものです」(武田さん)

ルート設定を行った場合、自動車での利用を選択すると、マップマッチングの精度を高め、道路から外れにくくする工夫も施した。電波の乱反射があるビルの谷間などで効果を発揮する。

「昨年のリリース時には、弊社としてもiPhoneユーザーを理解しているとはいえなかった状況にあり、リリース後にApp storeの評価などでお叱りを多々受けました。しかしながら、改善できるものは積極的に取り入れ、今回のバージョンを公開しております」(武田さん)

iPhone4や、Retinaディスプレーへの対応は特に要望が多かったという。3Gや3GSでは動作が重い印象のあったMapFan for iPhoneだが、4の登場で真価を発揮するようになったと感じる。今後の改良や発展にも期待したい。

《石田真一》

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ジムニーノマド 新型試乗】「よくできた万能SUV」だととらえると、評価を誤ることになる
  2. ここまで変わる? ホンダ『アコード』次期型の新デザインを予想
  3. アウディ6車種858台リコール、燃料漏れ
  4. 「胸アツです」「出たら欲しい!」マツダスピリットレーシング第二弾はどうなる? “最強のマツダ3”登場に期待の声!
  5. 【アウディ A5 新型試乗】「ちょうどよい」サイズと、4気筒ディーゼルとして満点の静粛性…中村孝仁
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 居眠り・脇見を監視、「DMS」を義務化…乗用車は2031年から、バス・トラックではすでに普及
  2. 【全文PDFプレカン】日産自動車 長期ビジョン発表会
  3. ホンダの交換式電池、建設現場で実証…高さ385mの「トーチタワー」
  4. EV・欧州減速=日本が正しかった、では見えてこない欧州市場と中国の戦略[インタビュー]
  5. ポルシェはなぜブガッティを手放した? 10億ユーロで売却、選択と集中へ
ランキングをもっと見る