豊田通商、次世代自動車と家電でシナジーを追求 組織改正

自動車 ビジネス 企業動向

豊田通商は、電気自動車などの次世代自動車関連事業の拡大や民生・家電分野でもシナジーを創出した事業を展開するため、4月1日付けで組織改正を実施する。

これまで化学品分野とエレクトロニクス分野で永年培ってきたノウハウを融合させ、電気自動車やハイブリッドカー。プラグインハイブリッドカーなどの次世代自動車の関連事業を拡大するとともに、民生・家電分野とのシナジーを追求するため、機械・エレクトロニクス本部とエネルギー・化学品本部を再編して「化学品・エレクトロニクス本部」を新設する。

また、機械・エレクトロニクス本部と生活産業・資材本部を再編して「グローバル生産部品・ロジスティクス本部」を新設する。自動車関連で構築してきた部品物流機能を強化し、商物一体となった取り組みを推進するのが目的。事業の横展開にも注力し、成長が見込める他領域での事業の拡大も目指す。

さらに、機械・エレクトロニクス本部とエネルギー・化学品本部を再編して「機械・エネルギー・プラントプロジェクト本部」を新設する。新興国を中心に急増している社会インフラ需要に合わせた事業展開を加速すると同時に、太陽光発電や風力発電など、再生可能エネルギー事業やバイオ燃料事業を主とした新エネルギー事業の拡大を目指す。

このほか、コーポレート本部に業務本部を統合し、海外を含めたグループの連結経営基盤を整備・強化し、リスク管理の徹底を図る。同時に営業本部への支援・サポート体制も強化する。

《レスポンス編集部》

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