「2011年度発表端末の半分はスマートフォンへ」…NTTドコモ山田社長

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厚さ7.7mmの「MEDIAS N-04C」をアピール 厚さ7.7mmの「MEDIAS N-04C」をアピール
厚さ7.7mmの「MEDIAS N-04C」をアピール 厚さ7.7mmの「MEDIAS N-04C」をアピール 全 7 枚 拡大写真

 NTTドコモは24日、春モデルの新機種として「MEDIAS N-04C」「Xperia arc SO-01C」「Optimus Pad L-06C」の3機種を発表した。同日に開催された製品発表会には、代表取締役社長 山田隆持氏が登壇したほか、ゲストとして同社のCMに出演している石野真子さんと朝倉あきさんが登場した。

 「圧倒的に薄く軽い、女性の方にも大変持ちやすいサイズのスマートフォンです」。発表会の冒頭に登壇した山田社長は、スマートフォンとして世界最薄だという厚さ7.7mmの「MEDIAS N-04C」をアピールした。また「Xperia arc」については、「最新OSのAndroid 2.3を搭載し、画像処理スピードが向上しております。またドコモが今年6月に順次開始する予定のHSDPA14Mbpsにも対応しており、FOMAの約2倍のスピードで動画やインターネットを楽しめます」と説明。さらに続いて紹介した「Optimus Pad」について「いつでもどこでも美しい映像が楽しめるエンターテイメントタブレットだ」と述べ、Android OS 3.0を採用した点や、8.9インチの大画面ディスプレイを搭載しながら620gと軽量である点、1GHzのデュアルコアプロセッサを搭載した点などに触れた。

 その後の質疑応答にて、山田社長は、スマートフォンのユーザーとして新たにシニアと女性ユーザー層が拡大していると説明。それによれば同社の1月の販売結果において、スマートフォン購入者の35~40%が女性であったほか、15%が50代以上であったという。山田社長は、この勢いで今後もスマートフォンのラインアップを強化していくとし、約40~50機種が予定されている2011年度の新端末のうち、スマートフォンとフィーチャーフォンの割合を半分ずつにしていく意向を示した。

 また4月以降に発表される新端末については、SIMロックの解除機能を搭載することを改めて発表した。ロックを解除する場合、ユーザーはドコモショップにて、手数料を支払ったうえで解除することになる。SIMロック解除のタイミングは特に限定しておらず、購入直後に行うことも可能。一方で従来からの懸念として、SIMロック解除を行うことで、購入サポートを受けられず端末価格が高くなってしまうのではないかとの声もあるが、ドコモ広報部に問い合わせたところ、SIMロックを解除しドコモの通信契約を解約した場合は、月々の利用料金から端末代として一定額を割引く「月々サポート」が適用されなくなるため、「端末代は上がる」とのことだった。ただしSIMロックを解除しても、ドコモとの通信契約を続ける場合はこの限りではない。

 発表会終了後に行われた、山田社長の囲み取材では、同社の今後のスマートフォン戦略や、SIMロック解除に関する質問が相次いだ。

 またゲストには、石野真子さんと朝倉あきさんが登場。石野さんは「MEDIAS N-04C」を、朝倉さんは「Xperia arc」をそれぞれ手に持ち、感想を語った。石野さんは厚さ7.7mmと薄型の同端末を手に「こんな薄いのは初めて見ました」とコメント。普段はGALAXY Sを使っているという朝倉さんは、「これ(Xperia arc)を見たときに(どちらにしようか)揺れました」と述べた。また山梨の奥地で撮影されたという今回のCMで共演した渡辺謙さんについて尋ねられると、撮影の合間に民家のこたつに入ってお茶を飲んだエピソードを披露し、「短い時間でしたけど楽しかったです」(石野)と答えた。

「2011年度発表端末の半分はスマートフォンへ」……NTTドコモ 山田社長

《編集部@RBB TODAY》

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