【ジュネーブモーターショー11】ランボルギーニ アベンタドール…ベールを脱ぐ

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アベンタドールLP700-4
アベンタドールLP700-4 全 3 枚 拡大写真

ランボルギーニは2月28日、ジュネーブモーターショー開幕前夜のプレスイベントにおいて、新型スーパーカー、『アベンタドールLP700-4』を初公開した。

画像:アベンタドールLP700‐4

同車は『ムルシエラゴ』後継のスーパーカー。アベンタドール(AVENTADOR)とは、スペインの闘牛に由来するネーミングだ。新型アベンタドールは、カーボンファイバーテクノロジーをはじめ、先進技術をふんだんに投入した新世代スーパーカーである。

エクステリアのデザインは、ひと目でランボルギーニと識別できるもの。『レヴェントン』風のエッジを効かせたバンパーや低いシルエットが、アグレッシブなフォルムを引き立てる。ボディサイズは全長4780×全幅2260(ドアミラー含む)×全高1136mmだ。

新型の技術的ハイライトといえるのが、カーボンファイバー製モノコック。キャビンを取り囲む強固なモノコックは、F1マシンと同じCFRP(カーボンファーバー強化プラスチック)を使った1ピース構造となっており、単体重量は147.5kgと非常に軽い。

ミッドシップには、新開発のV型12気筒ガソリンエンジンを搭載。排気量は6498ccとムルシエラゴよりも2cc拡大されており、ボアは95mm、ストロークは76.4mmだ。クランクシャフトは24.6kgと軽く、エンジン単体重量も234kgに抑えられた。

最大出力は700ps/8250rpm、最大トルクは70.4kgm/5500rpm。ムルシエラゴの640ps、67.3kgmに対して、60ps、3.1kgmもパワフルだ。ランボルギーニらしい迫力のサウンドも追求されている。

トランスミッションは、新開発の7速2ペダルMT、「ISR」(インディペンデント・シフティング・ロッド)。これは、シングルクラッチに独立したシフティングロッドを組み合わせたもので、『ガヤルド』用の「eギア」よりも、シフトチェンジの時間を約40%も短縮した。

換装重量は1575kgと、V12搭載のスーパーカーとしては異例に軽い。駆動方式はフルタイム4WD。0-100km/h加速は2.9秒、最高速は350km/hと、世界屈指のパフォーマンスを実現する。

サスペンションは、F1マシンと同じプッシュロッド方式。ランボルギーニによると、プッシュロッドサスペンションの量産車への採用は初という。サーキット向けの「コルサ」をはじめ、3種類の走行モードが選択でき、ダンパーの減衰力やステアリングギアレシオなどが変化。また、フロントには油圧式のリフティングシステムを装備し、段差などを乗り越える際、スイッチ操作によって車高を40mm引き上げられる。

ブレーキはカーボンセラミックで、ローター径が前400mm、後ろ380mm。キャリパーは、フロントが6ピストン、リアが4ピストンとなる。パーキングブレーキは電気式。タイヤサイズは、フロントが255/35R19、リアが335/30R20だ。

アベンタドールLP700-4は今夏、世界各国でデリバリー開始。日本での価格は、3969万円と公表されている。

《森脇稔》

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