[ARTA体制発表]小学校校庭でSUPER GTマシンのデモ

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出番を待つARTA HSVとタイヤ
出番を待つARTA HSVとタイヤ 全 9 枚 拡大写真

SUPER GTに参戦するARTA(オートバックス・レーシング・チーム・アグリ)が、なんと授業日の小学校の校庭にGT500マシンを持ち込んでデモンストレーションを行ない、新エース武藤英紀の“後輩”たちの前で、来たるシーズン開幕に向けて健闘を誓った。

[写真9点]

舞台となったのは東京都中央区の豊海小学校。開幕を約1か月後に控えた3月1日は火曜日で、つまり学校では普通に授業が行なわれている日なのだが、午前10時20分からは“特別授業”となった。400名を超える児童と、併設の幼稚園の園児たちが校庭(全天候型サーフェイス)に集合、そこで展開されたのは、まさしく“SUPER GTシーン”。

ホンダ「HSV-010 GT」の実車が鎮座し、今季の新ドライバーコンビである武藤と小林崇志がレーシングスーツ姿で登場、そして2011年仕様のカラーリングを纏ったマシンをアンヴェール。サーキットアナウンサー・ピエール北川氏の司会のもと、ARTAのメカニックたちによるタイヤ交換の実演があり、さらには児童や先生が参加してのタイヤ交換体験実習まで---。

実はこの豊海小、武藤の母校なのだ。彼の訪問は、同校の河合美津江校長によればこれで4回目。モータースポーツへの深い理解がなければ実現不可能な今回のデモンストレーションだが、それがあるのも頷けるところだ(以前の武藤来訪時には、インディカーが持ち込まれたことも)。「頑張っている先輩が来てくれることで、子供たちに夢と希望を与えることができます。嬉しいことですよね」と河合校長。

児童たちからは「武藤センパイ」として既にお馴染みの存在となっている武藤。昨年までは米国インディカー・シリーズを主舞台としていたが、今季は活動のベースを国内に移すとあって、「時間があったら、現地に来て応援してください!」と、後輩たちに来場を積極アピール。同行した小林も、「今日ここに来られて嬉しいです。これを機会に、ぜひサーキットに見に来てください」と、小さな応援団たちに呼びかけていた。

現在、同校には武藤の同級生が先生として赴任しており、タイヤ交換実習の際には「ナカニシー!」という武藤からの指名もあったと、終始、和気あいあいの雰囲気。約30分の短い時間ではあったが、子供たちの活気ある声援を受けて、武藤&小林とARTAスタッフたちはシーズン開幕に向けて決意も新た、という、ちょっと奇抜な“壮行会”だった。

武藤は「みんな喜んでくれていましたね。目が輝いていた。こういうことをきっかけに、将来モータースポーツに関わる子が出てきてくれたりしたら、嬉しいです」と、満足そうに感想を話している。

《遠藤俊幸》

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