『ヤリスHSDコンセプト』は、『ヴィッツ』の欧州仕様『ヤリス』をハイブリッド化したコンセプトモデル。市販バージョンは、2012年に欧州市場へ投入予定。日本仕様のヴィッツにはハイブリッド化の予定はない。
ブラックアウトされた大きな開口部を持つフロントバンパーや、LEDライト、リアにはディフューザーを装備し、日本仕様のヴィッツと比べてもかなりスポーティな外観に仕上げられた。
HSDとは、ハイブリッド・シナジー・ドライブの略。すでにトヨタは欧州において、『プリウス』と『オーリスHSD』という2種類のハイブリッド車を販売している。ヤリスHSDコンセプトは、2台よりボディサイズが小さい欧州Bセグメントに投入されるモデルだ。
注目のハイブリッドパワートレインに関して、トヨタは明らかにしていない。しかし、プリウスとオーリスHSDが1.8リットル直列4気筒エンジンを搭載することから、ヤリスHSDはこれより排気量の小さいエンジンを積むと推測できる。