BMWとPSA、ハイブリッドシステムの合弁会社の詳細を決定

自動車 ビジネス 企業動向
ジュネーブで会見を行ったライトフォーファーBMW会長と、ヴァランPSAプジョー・シトロエン会長
ジュネーブで会見を行ったライトフォーファーBMW会長と、ヴァランPSAプジョー・シトロエン会長 全 3 枚 拡大写真
BMWグループとPSAプジョー・シトロエンは、ハイブリッドシステムを開発・生産する合弁会社の詳細を公表した。

両社が1億ユーロ(約133億円)を投じて合弁会社は「BMWプジョー・シトロエン・エレクトリフィケーション」でドイツ・ミュンヘン地域とフランスのミュルーズの2拠点で事業を展開する。研究開発機能はミュンヘン周辺に集約し、生産はミュルーズで行う。

従業員数は2011年末までに400人を雇用する予定で、ドイツでの勤務となる。

ミュルーズは、2014年の生産開始時期に合わせて追加採用し、本格生産開始時には約250人体制となる。

操業開始は、公正取引委員会の承認を経て、2011年4〜6月期からの予定。合弁会社で開発したハイブリッドシステムがBMW、PSAプジョー・シトロエンの車両に搭載されるのは2014年以降となる予定。

新会社の設立について、フィリップ・ヴァランPSAプジョー・シトロエン会長は「PSAは今回の合弁会社設立により、欧州域内で電気駆動システムの高度な技術生産ノウハウを開発し、価値創造のあらゆる可能性を確保することが可能になる」とコメント。

BMWのノルベルト・ライトホーファー会長は「今回の合弁会社設立によって、単一共通のアプローチに沿った、より戦略的な対応が可能となる。これに加え、この提携関係からBMWは大きなスケール・メリットを得るほか、開発コストの分担、標準化部品の採用、開発プロセスの短縮化なども実現する」としている

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スバル『レガシィ』生産終了、米工場から最終モデルがラインオフ…36年の歴史に幕
  2. 「本気の電動二輪が出てきた」ホンダ初のフルサイズEVバイク『WN7』発表にSNS沸く
  3. 「小さなハヤブサ」と「小さなYZF-R1」が宿っている…同じ250ccスポーツでも全く違う!? スズキ『GSX250R』とヤマハ『YZF-R25』を乗り比べてみた
  4. 日産『マイクラ』新型、全車EVで約320万円から…英国で予約開始
  5. トヨタと別れ独自開発? BMW『Z4』次期型の最終デザインを占う!
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る