【ジャパンボートショー11】スズキ「従来の取組みでピーク時まで戻すのは困難」

自動車 ビジネス 企業動向
スズキの船外機ブース
スズキの船外機ブース 全 3 枚 拡大写真
スズキの村上元男海外営業本部特機営業部部長は3日、横浜市で開催中のジャパンインターナショナルボートショーで会見し、従来の取り組みだけでマリン事業をピーク時の水準まで回復させるのは難しいとの考えを示した。

村上部長は「リーマンショックとその後の世界的な経済危機はマリン業界に大きな影響を与え、2009年にはスズキのマリン事業も半減するまでに落ち込んだ。2010年に入り北米やアジアを中心に需要が戻ってきたが、ピーク時にはまだ届かない状態」と説明。

さらに「仮に景気が戻ってきたとしても従来の取り組みだけではピーク時の水準に戻ることはないのではないかと考えている」と述べた。このため村上部長「固有の洞察と革新的な技術で、お客様に感動と満足を感じてもらうことが重要」とし、一段の燃費改善と加速性能の向上などに取り組むと強調した。

《小松哲也》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『フェアレディZ』の「レトロな仕様」に注目…土曜ニュースランキング
  2. 日産『エクストレイル』e-POWERの9197台でリコール…発電停止と走行不能のおそれ
  3. 「初代に立ち戻った感じでよき!」ルノー『トゥインゴ』の新型予想が話題! エンジン車にも期待の声
  4. トヨタの小型ミニバン『ルミオン』、安全性を大幅向上…スズキからのOEMモデル
  5. 「本気の電動二輪が出てきた」ホンダ初のフルサイズEVバイク『WN7』発表にSNS沸く
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る