東海地区最大級のカスタムカーの祭典「NAGOYAオートトレンド2011」(テレビ愛知主催)が5日、愛知県名古屋市のポートメッセなごやで開幕した。
パーツメーカーや地元のショップを中心に約450台の出展車両が集まり、開幕前から入場待ちで1000人を超える長蛇の列ができた。
開催期間は前回より1日少ない2日間だが、「出展者は増えた。特にチューニング系の車両が多くなっている。前売り券の売れ行きもいい」(NAGOYAオートトレンド事務局)という。
自動車メーカーはトヨタ、日産、スバルが、「特別展示」という名目で参加。トヨタは『GRMN iQ Racing Concept』を筆頭に8台、日産は『リーフ』、スバルは『STiコンプリートカー』を出展した。
破産問題で渦中のゼロスポーツも今回出展する予定だったが、「新聞などで騒ぎになった1日より1週間前に、キャンセルの連絡が入った」(同)ため、急きょ、会場の一部コマ割りを変更し、別のショップを入れたという。ちなみに会場案内図&出展者一覧に、ゼロスポーツの名は載っていない。
NAGOYAオートトレンドは今年で9回目の開催で、前回は18万1107名(公称)を集めた。「ここ数年、入場者数は横ばいだが、開催ノウハウをパッケージ化して、他の地域でも展開している。昨年から静岡で、今年は岡山でも開催する。クルマの楽しみ方を地方に広げていきたい」(同)と意欲を見せる。
NAGOYAオートトレンドの入場料は大人2000円、子ども800円。開催は6日まで。