交通事故を起こして謹慎中にまた事故、教諭を追起訴

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昨年10月、乗用車を運転中に集団登校中の小学生に突っ込んで5人を負傷させた57歳の教諭の男について、宇都宮地検は3日、今年1月に栃木県宇都宮市内で追突事故を起こして1人を負傷させたとして、同日までに自動車運転過失傷害罪で在宅のまま追起訴した。

同地検によると、問題の事故は2011年1月9日午後5時35分ごろ発生している。宇都宮市元今泉6丁目付近の国道4号で信号待ちをしていたクルマに対し、男が運転する乗用車(レンタカー)が追突。被追突側のクルマを運転していた70歳の男性が打撲などの軽傷を負った。

男は2010年10月、宇都宮市下栗町付近の市道で自己所有の乗用車を漫然運転。勤務先の小学校に通う児童の列に突っ込み、5人に重軽傷を負わせたとして自動車運転過失傷害罪で在宅起訴されている。

この事故以後、男は自宅謹慎となり、運転を控えるように学校や教育委員会から指導をされていた。10月の事故時に乗っていたクルマは手放していたが、1月に起こした事故の当日は所用のためにレンタカーを借りて、学校側には無断で運転。事故の報告も怠っていたとみられる。

調べに対して男は「道に迷っていたことで慌て、ブレーキのタイミングが遅れてしまった」などと供述していたという。

《石田真一》

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