アウディオブアメリカは1日、2月の米国新車販売の結果をまとめた。総販売台数は昨年2月の6216台を上回り、2月としては過去最高の7753台。前年同月比は24.7%増と、16か月連続で前年実績をクリアした。
牽引役は、SUVの『Q5』。2月は1539台を販売し、前年同月比は45.2%増と大幅な伸びが続く。『A5』シリーズも堅調で、11%増の1142台をセールス。モデル末期の『A6』シリーズも、17.2%増の594台と支持された。『Q7』も102.7%増の742台を登録する。
主力モデルの『A4』シリーズは2770台を販売。前年同月比は4.1%増と、3か月ぶりに前年実績を上回った。また、スポーツカーの『R8』は176.5%増の94台、ハイエンドサルーンの『A8』は新型投入により、961.8%増の361台を売り上げた。一方、入門モデルの『A3』シリーズは、前年同月比11.1%減の386台と後退している。
アウディオブアメリカのヨハン・ダ・ネイスン社長は、「顧客は、アウディの性能やブランド力を支持してくれている。2011年は新たな販売記録が生まれそうだ」と明るい見通しを伝えている。