ホンダ・インターナビ、接続無料拡大で情報収集10倍に

自動車 テクノロジー ITS
パソコン画面イメージ。トップページ
パソコン画面イメージ。トップページ 全 2 枚 拡大写真

ホンダは8日、「インターナビ・プレミアムクラブ」会員向けの無料データ通信サービスを拡大するのに伴い、同会員から寄せられるフローティングカー情報が今年末には前年同期の10倍程度に増大する見通しを明らかにした。

ホンダは同日、インターナビのサービス拡大策を発表し、17日に発表する『フィット シャトル』以降に発売するすべての車種に無料データ通信サービスの「リンクアップフリー」を適用することとした。

このサービス拡大により、インターナビの大きな特徴であるフローティングカー情報の提供が大幅に増加すると見ている。同情報は、プレミアムクラブ会員の走行情報であり、ホンダはこれを基に、渋滞などの交通情報の分析や提供に役立てている。

フローティングカー情報は2003年10月に世界に先駆けて導入し、現在では1日当たり150万km(今年2月の平均)の走行情報が寄せられている。インターナビの開発責任者である野川忠文氏は「無料化の拡大により、フローティングカー情報の鮮度や量が向上し、災害時などの情報活用範囲も広げられる」と期待している。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  2. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  3. “プチカスタム”でサマードライブの楽しさをブーストアップ![特選カーアクセサリー名鑑]
  4. メルセデスベンツ車だけに特化!走りを静かにする「調音施工」認定店が埼玉県三郷市にオープン
  5. トヨタの大型ピックアップトラックの逆輸入に期待? 新型発表に日本のファンも熱視線
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る