【プリウス ミニバン プロトタイプ発表】ボディ拡大で後席に恩恵
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ボディサイズは全長4615mm×全幅1775mm×全高1575mmと、プリウスに比べてそれぞれ155mm、30mm、85mm拡大された。また室内の広さに影響の大きなホイールベースも2780mmと、こちらもプリウスに比べて80mm延長されている。
ボディ拡大の恩恵は、前席、後席どちらでも明確に享受できる。ノーマルプリウスではドライバーの頭上間近にフロントウィンドウ上端が迫ってくるため圧迫感を覚えることがあるが、新型ハイブリッドミニバンは目前からウインドウが相当遠ざかり、空間的な余裕は格段に増した。
後席は、前席以上にスペース拡大の多大な恩恵を受けている。かなり大柄なパセンジャーが座っても頭上空間には上方向、サイドウインドウ方向ともにゆとりがあり、スペース重視のミニバンらしさを感じることができる。前後席の着座位置の差がプリウスより50mm大きく、さらにサイドウインドウの面積も拡大されたことから、後席からの見晴らしも非常に良好で、レジャードライブ向きに仕立てられているのも印象的だ。