【東日本大地震】新車や部品の配送に遅れ、国交省が車検延長を通達へ

自動車 ビジネス 企業動向

3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震(東日本大地震)の影響で、新車や部品の輸送が一部で滞っていることが明らかになった。

ダイハツ工業は、関東地方向けの新車の輸送は川崎港に船便で輸送しているが、津波注意報が出ていることもあって3月12日は輸送できない状態。新車を船便で輸送している自動車メーカーは、新車の輸送を中止している。週明けに再開されるかも現段階では見通せない。

3月は新車の最大の需要期にあたるが、需要低迷が続く市場にさらに冷や水を浴びせることになりそうだ。

また、トラック便でも自動車メーカーからの部品の輸送も取り止めたり、大幅な遅延となっている。関東地方の日産部品販売会社には、12日の部品の定期便配送が遅れている。このため、ディーラーや整備事業者では、車検の作業に大幅な遅れが生じる見込み。

国土交通省は近く、被災地住民を対象に車検切れとなった場合でも車検証の有効期間の延長や、被災した整備工場に対する検査実施場所の変更手続きの緩和などを実施する見通し。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  2. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  3. レクサスの新型「6輪ミニバン」の全貌が明らかに!「LS」はラグジュアリーセダンから「ラグジュアリースペース」へ…ジャパンモビリティショー2025
  4. 三菱自動車、国内販売は5期連続増 2025年4~9月期実績
  5. アバルト最初のSUV『パルス』、Netflix『ストレンジャー・シングス』仕様をブラジルで限定発売…隠し装備も
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る