【東日本大地震】自工会志賀会長「生産再開見通しを困難にする3要素」

自動車 ビジネス 企業動向
生産を停止している日産追浜工場
生産を停止している日産追浜工場 全 3 枚 拡大写真

日本自動車工業会の志賀俊之会長は17日の定例会見で、会員企業の生産再開について、過去の災害にない多くの要素があり、「再開の判断を難しくしている」と指摘した。

【画像全3枚】

志賀会長は従来の災害では、自動車メーカーとサプライヤーの工場の復興見通しが確認できれば、「大体の再開の時期はつかめた」と言う。

しかし今回の場合、そうした要素に加え(1)燃料および輸送の確保での支障(2)輪番停電の影響(3)福島原発の避難地域や近隣での工場復興の困難さ---という要素が加わっていると述べた。

そのうえで志賀会長は「『長期化』といった単語は軽々には使いたくない。自動車産業の生産再開が日本経済や被災地の方々への希望につながると信じている」とし、「業界が一丸となって再開を目指したい」と強調した。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新型ホンダ『CR-V』発表に「おかえり!」「カッコいい」など反響、最注目の価格は…
  2. デンソー・人事情報 2026年1月1日付
  3. 分割式で取り付け簡単、MAXWINの金属製スノーチェーン「K-TIR08」発売
  4. メルセデスベンツ『GLC』新型、V8エンジンなるか!…12月のスクープ記事ランキング
  5. トヨタ『ハイラックス』新型、まずはディーゼルの5グレードを豪州発売…約355万円から
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る