【東日本大震災】自工会志賀会長「投機の円高に憤り」

自動車 ビジネス 企業動向
志賀会長(資料画像)
志賀会長(資料画像) 全 1 枚 拡大写真

日本自動車工業会の志賀俊之会長は17日、同日未明から急激に進んだ円高について「投機の売り買いで進んだのなら耐えられない思いであり、憤りを感じる」と、強い不快感を示した。

志賀会長は、大震災で混乱する「現状の日本経済の状況からは、円高に働くことは考えられない」とし、「さまざまな投機が動いているのだろう」と語った。

また、メディア報道で復興への資金需要などが要因と観測されていることについて、「日産でも復興の資金は必要だが、手元の円のキャッシュで対応できる。日本経済全体でもそうだろう」と指摘した。

急激な円高は「短期的にも日本経済に影響を及ぼす」と述べ、復興の足かせとなるのが確実な為替変動に、重ねて懸念を示した。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 狭い道! 制限1.7mでコンクリートブロック付き、道幅は5mあるけど?…東京都板橋区
  2. ニックネームは“赤いコスモ”、50年前に登場した2代目ロータリースポーツ【懐かしのカーカタログ】
  3. 【レンジローバー ヴェラール 新型試乗】ああ、紛うことなくレンジローバーだ…島崎七生人
  4. ダンロップのオールシーズンタイヤが安く買えるようになる?…独占禁止法の疑い
  5. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る